オゾンナノバブルと歯周病

オゾンナノバブルと歯周病-〔オゾンナノバブルとは〕

オゾンナノバブルと歯周病

 オゾンナノバブルはマンガンとオゾンがくっついてピンクの色をしています。
オゾン水は塩素系の殺菌剤に比べて30倍近い殺菌効果があると言われているほか、バイオフィルムを分解する作用もあります。

 

 これにより医療や食品製造などの現場において、優れた殺菌効果のあるオゾンナノバブル水の利用が期待されています。

 

 このオゾンナノバブルが歯周病対策に使えないかということで、東京医科歯科大学の荒川先生の実験では、歯周病菌の活動がほとんど無くなり、オゾンナノバブルが歯周病菌に効果があったことがわかりました。

 

 通常、水に溶解した酸素の気泡はすぐに消えてしまいますが、東松島市の株式会社REO研究所と独立行政法人産業技術総合研究所との共同開発により、世界で初めて酸素をナノバブル(ナノレベルの気泡)として長期安定化することに成功しました。

 

 4年前の愛知万博で、淡水魚の鯉と海水魚の鯛が一緒に泳ぐ水槽に使われていたのが、このナノバブルのはいった水だったのだそうです。

 

 さらにナノバブルは優れた浸透能力を持っており、表面のみでなく内部にまで殺菌効果を及ぼすことが可能です。
 気体であるオゾンは通常では水中の中で数時間ののち消滅してしまいますが、この技術によってナノバブル化されたオゾンは長期間にわたって水中のオゾン濃度を維持することが可能なオゾン水を作ることができます。

 

 オゾンがほかの菌とくっつくと、マンガンが外れて、色が透明になるので、殺菌されたかどうかが目でわかるのです。

 

 この技術を用いて製造されたナノバブル水は、医療、環境衛生、食品加工、漁業、農水産業などさまざまな分野に大きな期待がもたれています。また、残留農薬の除去についても、明治大学の玉置先生との、有機リン系の農薬をつかった実験でも効果がありました。

 

 ナノバブルとは、直径が1mmの5000分の1ほどの、目には見えない小さな気泡のことです。オゾンナノバブルが医療界に革命を起こす日も近いのではないでしょうか。

 

 オゾンの最大の特徴は優れた殺菌能力を持つことであり、細菌のみでなくウィルスに対しても大きな効果があります。

 

 有機リン系の農薬は、細胞の中まで入っているので、水洗いではほとんど除去できないのですが、オゾンナノバブルはその小ささで、細胞の中まで入っていくことができるのです。
 オゾンナノバブルは直径200nm以下の目に見えない極微小気泡をいい、通常はマイクロバブル(直径50μ以下)が水中で縮小する過程において生成されますが、物理的に極めて不安定なため、短時間で消滅してしまいます。

 

 

 

東芝温水洗浄便座


オゾンナノバブルと歯周病-〔歯周病菌は〕

オゾンナノバブルと歯周病

 歯周病菌は500種もいて、原因菌の退治が難しいのだそうです。ナノバブル生成装置で作られたナノバブルは、その装置に入れる液体によって違ったものを作る事ができるのだそうです。

 

 しかし、株式会社REO研究所と独立行政法人産業技術総合研究所は電解質イオンを含む水の中でマイクロバブルを瞬時に圧壊するという技術によって、ナノバブルの製造と安定化に成功しました。

 

 酸素で作れば、酸素ナノバブル、窒素なら、窒素ナノバブル。そして他の殺菌剤では対処が難しいノロウィルスなどのウィルス類に対しても殺菌効果を持っています。

 

 また、遺伝子レベルで有害な菌類を破壊するため、耐性菌をつくらないことも大きな特徴です。

 

 殺菌剤としてオゾンを利用する場合には、オゾンを水に溶解させてオゾン水として使用することが一般的です。

 

 このナノバブルを研究しているのは、REO研究所の千葉金夫さんです。先生の地元、宮城県では生牡蠣のノロウイルスに対する殺菌としてこのオゾンナノバブルを使用しています。

 

 オゾンナノバブルについては、テレビでもの「夢の扉」という番組で有害物質を除去する不思議な泡の力と、紹介されていました。
 この実験で、荒川先生は「革命を起こすかも知れない!」といっていました。

 

 今後、特に医療分野での応用が期待されるのだそうです。日本の最先端研究、殺菌力の強いオゾンナノバブルは今後とても期待大です。