水戸偕楽園 開花情報

水戸偕楽園 開花情報

水戸偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられ、江戸時代天保13年(1842)7月水戸藩九代藩主・徳川斉昭(ナリアキ)が、天保13年(1842)に創設しました。斉昭は、千波湖に臨む七面山を切り開き、弘道館で文武修行する藩士の休養の場とすると同時に、領民と偕(とも)に楽しむ場にしたいとして「偕楽園」と名づけました。

 

 水戸偕楽園の広さは約13ヘクタール。1999年7月に隣接する千波公園などとあわせて名称を偕楽園公園とし、市街地隣接公園としては面積は合計300ヘクタールとニューヨーク市のセントラルパークに次いで世界第2位の広さです。現在は茨城県の県営公園となっています。日本三名園では唯一、無料の公園です。ただし、「好文亭」を利用する場合は有料です。

 

 交通アクセスは電車の場合、常磐線直通の水戸線に乗り、20分ほどでに到着です。梅祭りの期間中は普通電車の他特急列車もこの駅に停車します。バス利用の場合、JR水戸駅北口バスターミナル4番(偕楽園行き)に乗車し偕楽園前バス停下車。または、バスターミナル6番(偕楽園行き)に乗車し偕楽園バス停下車。偕楽園臨時駅車利用の場合は常磐自動車道・水戸インターから約20分です。市内は巡回無料バスもあります。その他ツアーバスなども調べてみるとよいでしょう。

 

 水戸偕楽園内には100種3,000本と、南側田鶴鳴梅林(たつなきばいりん)には1,000本の梅が植えられています。お出かけの際は梅の開花情報が大切です。梅の開花時期は例年は2月下旬〜3月下旬頃で、かぐわしい早春を告げてくれます。さらに、桜、つつじ、秋には萩、孟宗竹、初冬には二季桜など四季を通し園内に花々が季節を届けてくれます。開花状況はネットなどで調べることもできます。

 

毎年2月下旬から3月下旬にかけて「水戸の梅まつり」、5月には「つつじまつり」、9月には「水戸の萩まつり」が開催され、多数の観光客で賑わいます。

 

水戸偕楽園の見所のひとつが「好文亭」。梅林を造った九代藩主、「烈公」の名で知られる名君・水戸斉昭が歌会・茶会に使うために建てたといわれます。小高い丘に位置する好文亭は、休息所として園内の梅林、前面の千波湖や田鶴鳴梅林が望め、遠くは筑波山や大洗の松林など素晴らしい眺望を味わうことができます。
好文亭とは、梅の別名になる『好文木』に由来したものだそうです。1945年に好文亭は水戸空襲で焼失し、1958年復元されましたが、1969年に落雷で再度焼失しました。落雷による火災は皮肉にも前年に避雷針の予算要求が認められなかった直後でした。しかし、1972年に復元されました。
2007年9月28日に「水戸藩の学問・教育遺産群」の一部として、世界文化遺産の暫定リストに入るため、文化庁に提案されました。

 

茨城県都の水戸市は冬季、日中暖かく夜は特別に寒い地域になります。海に面してるのに、雪が降らないのに、山が無い地形からなのか不思議な気候の土地柄です。これが金沢『兼六園』、岡山『後楽園』と共に、日本三大名園と謳われる水戸『偕楽園』を生んだ気候風土ではないでしょうか