非常灯

非常灯とは

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非常灯は建築基準法に定められた避難誘導用の電灯で、多くは天井や床付近に配置してある。非常灯は、商用施設や工業施設、宿泊施設等に対して設置が義務付けられており、蓄電池により数十分から数時間程度点灯し続ける能力を有しているため、避難の際にもし停電したとしても、脱出の目標として使用できるようになっている。

点灯の形態により専用型、組込型、併用型がある。 専用型は通常消灯しており、停電時のみ点灯する。 組込型は通常用と非常用の2つの光源がある。 併用型は1つの光源が通常時は一般電源、停電時は電池により点灯する。

蓄電池を内蔵しており(一部外付のものもある)、通電時は充電し、停電時に自動的に切り替わって点灯するようになっている。

建築基準法では非常時に30分以上点灯しても、床面で1ルクス以上(蛍光ランプは2ルクス以上)の照度を保つ必要がある。また建築基準法、消防法の規定を満たしている器具は、非常灯と階段通路誘導灯との兼用が可能。


非常灯の維持管理
蓄電池の寿命は4年から6年程度のため、定期的に交換する必要がある。 非常灯の蓄電池は建築基準法により定期点検が義務付けられている。

非常灯には点検スイッチが取り付けられており、スイッチを入れると停電時と同じ状態となるため、正常に動作するか点検が可能。スイッチはひもを引っ張る形式のものが多い。

非常灯の電池点検

非常灯の電池は4年から6年で寿命になります。
マンションなどでは、ほとんどが、ひもを引くタイプの点検スイッチです。最近のハロゲンタイプの非常灯だと、ひもではなくて、プラスチックの半円形のワッカになったものが器具から少し出ています。
平成19年から、建築設備点検の基準が厳しくなり、点検時の写真も必要となりました。照度計できちんと照度を計測していることがわかるようにしなければなりません。

 

電池の取替えも非常灯の器具によって簡単なものから、ひじょうに面倒なものまでいろいろあります。最悪なのは、器具を分解しないと電池が取り出せないものがあります。これは、自分ではやらないほうがよいでしょう。きちんとした業者に頼んだほうが無難です。

 

まれに、電池ではなくて非常灯の本体が劣化してだめになることもあります。そのときは、本体丸ごと交換となります。非常灯は結構価格が高いので(大体3万円から8万円)、通常使うものではないのでちょっともったいないと思いますが、しかたがないですね。